パパは育児修行中

育児に関する体験談やお金の話、実際に購入したグッズの紹介をしていきます。

チャイルドシート購入時のポイント

赤ちゃんが生まれてから必要なモノは多くありますが、赤ちゃんを連れてドライブする際に必ず必要となるのがチャイルドシートです。

法律でチャイルドシートの設置および赤ちゃんをチャイルドシートに固定して乗車させることは決められていますが、法律云々以前に大切な赤ちゃんの生命を守るためのものなのですから、しっかりとしたモノを必ず購入すべきです。

  

最近は車の所有形態も変わってきており、特にカーシェアを利用されている方が増えてきています。そのため、持ち運びや取り回しがしやすいチャイルドシートも多く出てきています。

タイプ別チャイルドシート

今回はISOFIX型とシートベルト固定型、そして両方のメリットを併せ持ったハイブリッド型の3つのタイプについて、おすすめのチャイルドシートをご紹介します!

それぞれの特徴と向いている所有スタイルの比較は以下の通りです。

 

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このように比較してみると、どのタイプも一長一短です。

そのため、ご家庭の所有スタイルに合わせてタイプを選ぶことをおすすめします。

 

車に据え置く場合や機能を重視される方はISOFIX型を利用しているケースが多いですが、最近はシートベルト型も機能レベルが上がってきていることがわかりました。

本記事ではISOFIX型のような機能を持つシートベルト型のチャイルドシートをハイブリッド型と称してご紹介ます。

これらは、子供は載せないけれど、大人数を乗せる必要がある場合などトランクにしまいこむのも簡単です。

一方で、ISOFIX型は機能面が充実していて長時間運転する場合など子供の体に負担をかけたくないと行った場合はISOFIX型が良いと思います。

以下では、それぞれのおすすめ商品をご紹介します。

 

ISOFIX型

座席についている金具(ISOFIX金具)にチャイルドシートをガチャっと取り付けることで固定するタイプ。重厚な作りで、機能面が充実している。対応していない車種もあるので要確認。

 

シートベルト型

シートベルトを巻きつけて固定するタイプ。持ち運びが楽。

 

 

ISOFIXのおすすめチャイルドシート 

ISOFIX型のチャイルドシートも多々ありますが、きっと多くの皆さんが納得できるだろう条件を満たしているのが、アップリカより販売されているディアターンプラスプレミアムという製品です。

 

 

回転式で子供の負担を軽減

ディアターンプラスプレミアムは回転式チャイルドシートであり、赤ちゃんが退院したその日から使用することも可能です。その理由は、どのチャイルドシートでも当たり前とされている後ろ向き・前向きだけでなく、ベッド型がプラスされているので、赤ちゃんの身体に負担をかけることなく車に乗せることができるためです。新生児時は平らなベッド型として、首がすわってからは後向きのイス型、大きくなったら前向きイス型として利用していけますので、ずっと長く使っていけるのも嬉しいポイントです。

もちろん、ドライブ中に子供が眠ってしまった場合もベッド型にすることで子供の体への負担を減らすことができます。

 

また、ディアターンプラスプレミアムに採用されているクッションは、同商品の上級グレードにあたるフラディアというシリーズに採用されている“やわらかクッション”です。このクッションは赤ちゃんの頭から足先までをしっかり保護してくれるだけでなく、通気性がバツグンなので長時間乗っていても赤ちゃんにとって快適な状況が持続するため、汗っかきな赤ちゃんの汗疹の防止にもつながります。

 

サンシェード

地味に嬉しいのがサンシェードです。

シートベルト型のチャイルドシートでサンシェードが備わっているものはあまりみたことがありません。ISOFIX型はほぼ標準で搭載されています。

 

お肌もデリケートな赤ちゃんにとって、強すぎる太陽光はとても大きな負担となってしまいます。これまでチャイルドシートに赤ちゃんを乗せて運転しながら、太陽光が赤ちゃんに向かって注いでいる状況を見つつ、その陽ざしの強さに不安を覚えた方も少なくないのではと思います。

後部座席の窓ガラスにスモークを貼っていても日差しの強さは気になるものですし、シェードを窓ガラスに付けてみても赤ちゃんを乗せたり降ろしたりする際の邪魔になってしまいます。

ディアターンプラスプレミアムに採用されているフレックスシェードであれば、こういった悩みからも解放されるので、きっと赤ちゃんとのお出かけがより楽しいものとなるでしょう。

 

ISOFIXは機能が充実!

以上、ご紹介したようにディアターンプラスプレミアムを使用してみれば、ベッド型となるフルリクライニングがいかに便利であるか実感できます。

ベッド型としたとき、頭は車の奥へ、足はドア側へと向いているので、赤ちゃんを乗り降りさせる際、ドアを開けてそのまま作業しやすい設計となっているためです。

よくあるチャイルドシートで見られるよう、乗り降りさせるたびに回転させなければならないタイプに比べれば、赤ちゃんを抱えながらの作業がカットされるわけですから、予期せぬ事故などのトラブルも回避できます。

そして、乗り降りさせるのが楽になるということは、それだけ親をはじめとする大人への負担も少なくなることを意味しています。

小さかった赤ちゃんも日に日に大きくなり、そのうち腰に負担がかかるほどの重さとなってしまいますので、乗り降りさせるのが楽であれば、先々の身体的負担の心配も軽減されます。

加えて、足がドア側に向けられる構造上、おむつ交換にも使いやすいのも便利です。回転型のチャイルドシートであれば同様の使い方ができるかもしれませんが、ディアターンプラスプレミアムは90度の回転ごとにロックがかかりますので、無用な回転にストレスを覚えさせられることなく、おむつ交換に利用できます。

 

これまでご紹介したように、赤ちゃんにとってより快適な乗車環境を実現でき、成長に合わせて使用し続けることができ、親などの身体的負担も軽減できるなど、多彩なメリットを持ち合わせているのが、ディアターンプラスプレミアムの魅力といえます。

 

 

シートベルト型のおすすめ

 

レンタカーやカーシェアを利用している方におすすめなのがシートベルト型です。

もちろん、レンタカー会社でチャイルドシートを貸し出してくれますが、古かったり汚れていたり(交換してくれと言っても在庫がないと言われたり)と問題が発生するケースよく聞きます。

そのため、チャイルドシートだけは持っておくと良いというのが私の見解です。

 

シートベルト型は比較的安価で、ディアターンプラスプレミアムのように4万円近くするものはあまりありません。

 

その中でもおすすめなのがグレコから販売されているG-FLOW(ジーフロウ) です。

 

 

 

グレコから発売されているG-FLOWは1万円ほどで購入でき、3段階リクライニングが搭載されているので、新生児期からしっかりと使えます。ディアターンプラスプレミアム同様にクッション部分にこだわっており、やわらかな素材のヘッドパッドと厚みのあるふわっとした触感が特徴的な新生児パッドの2つのパーツで構成されているため、赤ちゃんの成長に合わせて取り外しができるので、身体に負担をかけることもありません。

パーツは着脱できるようになっており、洗濯しやすいため、いつでも清潔に保ちやすいのも嬉しいポイントといえるでしょう。

G-FLOWの背面両サイドは大きな通気孔があるので、汗っかきな赤ちゃんでも快適に乗車し続けられます。長時間の運転の場合でも蒸れなることがないです。

 

一方で、ディアターンプラスプレミアムのように回転式ではないので、乗り降りさせる際に不便を覚えたり、おむつ交換台代わりにもしづらいため、使い勝手はどうしてもディアターンプラスプレミアムに劣ると言わざるを得ません。

新生児向けとされるリクライニング角度もディアターンプラスプレミアムに比べると背中から首にかけてやや窮屈そうなイメージも受けます。子供が長時間同じ姿勢となるので、飽きて騒ぐ可能性が出てきます。

 

また、窓から差し込む太陽光から赤ちゃんを守るためのシェードもないので、必要と思えば別途調達しなければならなりません。

持ち運びは確かに楽ですが、長時間のドライブにはあまりおすすめできないです。

 

 

両方のメリットを持つハイブリッド型

これまで2つのチャイルドシートを紹介してきましたが、それぞれ一長一短といった感じです。

悩んだ私は、それぞれの良さを持ち合わせたチャイルドシートがないか探しました。

 

具体的には、以下の点です。

・価格は2万円以内

・シートベルトで着脱可能

・回転式で子供の体に負担がかからない

 

この条件でチャイルドシートを探したところ、なんと存在していました!

 

それが、LETTAS チャイルドシート 回転式です。

 

 

 

LETTAS チャイルドシート回転式は新生児から12歳ごろまでの長期にわたって利用できる製品であり、360度の回転機能がついているほか、リクライニング4段階調節、ヘッドレストは7段階に調節が可能なので、赤ちゃんにピッタリの乗車姿勢を実現できるチャイルドシートです。シートは柔らかな素材のクッションが敷き詰められており、ヘッドレスト部分は特に柔らかなものとなっているため、大事な赤ちゃんの頭をしっかり保護してくれます。各種試験に通過してきた安全性、取り付けミスを防ぐための工夫など、多彩なセールスポイントを持っているのがLETTAS チャイルドシート回転式であり、価格は上でも触れているよう2万円程度なので、G-FLOWよりもコストパフォーマンスに優れたチャイルドシートだと評価できます。

 

LETTAS チャイルドシート回転式でやはり気になるのはシェードが付いていない点です。肌のデリケートな赤ちゃんをいかに太陽光から守れるかどうかで、ドライバーである親御さんはより一層、安全運転だけを気にかけられるようになります。シェードについては代替策も講じられますが、使用する機会も多いだろうからこそ、チャイルドシートの機能として備わっているのが理想といえるでしょう。

 

ただし、1点デメリットとしては、有名ブランドからハイブリッドのチャイルドシートが出ていないということです。

チャイルドシートのメーカーとしてLETTASは知名度が浸透していないのも、若干の不安材料となります。大切な赤ちゃんの安全を守るためのものなのですから、メーカーの知名度も気になるところでしょう。

 

おわりに

今回は世の中にたくさんあるチャイルドシートについて紹介しました。

最近は、様々なメーカーより多くのチャイルドシートが販売されており、値段もピンキリであるため、初めてのチャイルドシート選びの場合、どれがいいのか迷う人も多いと思います。

子供の命を守るものですから、チャイルドシート選びにはこだわらなくてはなりません。今は各メーカーはより良いモノを作ろうと過去の事例に学んだり、課題の解消に努めるなどして、チャイルドシートには日々改良が施されており、数年前に比べてより良いモノがリリースされているためかなり安全なものが多くなりました。

子供が大きくなるまで長く使用するものですし、しっかりと調査を実施して購入してみてください。